アジア街道各駅停車 パキスタン編/NO.4

−−花の都ペシャワールは爆弾テロの町−−

ペシャワールでは旧市街より少し離れたところにあるカイバルホテルに宿をとった。
狭い階段をグルグルと登ると3階に小さな中庭があり、それを囲むように部屋がある。長期滞在者が多く、ジャーナリストの卵や自称ジャーナリストたちが滞在している。何をしているのか詳細は不明だが、妙に回りにとけ込んで長逗留している人もいる。
日本人に似た顔立ちの人も居るんだなと思っていると、それは日本人だった。南さんはペシャワールに住み着いていてアクセサリーの勉強(研究?)をしているとのことだった。アフガン風の民族衣装を着ていて、ちょっと見ただけでは日本人とは思えない。
ペシャワールは内戦が続くアフガニスタンからの難民やゲリラの基地になっていて、毎日のように爆弾が町のあちこちで爆発する。カイバルホテルも狙われている可能性もあるということで、トイレには外から南京錠が掛かっていて、受付で鍵をもらって開けなければならない。トイレは一番爆弾を仕掛けやすい場所らしい。

ここまで来ると中央アジアに足を踏み入れた感じだ。食べ物もカレーよりシシカバブの方が幅を利かせている。チャイもインド式のミルクティーだけでなく、緑茶に砂糖とジンジャーを入れたものもある。最初は緑茶に砂糖?と思ったが、これがけっこういける。

パキスタン人は陽気で気前がいい チャイ屋でチャイを飲んでいると隣に座っていた人がおごってくれたことがよくある。旅人には親切にするという中央アジア遊牧民の気性のようなものを感じる。


NEXT


アジア街道各駅停車