アジア街道各駅停車 ネパール編/NO.2

---タトパニの温泉で極楽極楽---

ポカラから3−4日歩いたところにタトパニという村がある。ネパール語で熱い水を意味するその村には温泉が沸いていてトレッキングルート上では大きな村になっている。この村までを目標に来るトレッカーやここでしばらく滞在するトレッカーも多く、賑わっている。村の中心には温泉場があり、宿が10軒位ある。そして、カレー以外の料理スパゲティーやその他の洋食、ケーキなどを食べさせてくれる食堂や、ビデオを見せてくれるビデオ小屋まである。

河原に温泉が沸く。

タトパニから歩いて1時間程の所にラトパニという村があり、簡素な宿がある。そこから10分ほど歩いたところにも温泉が沸いていた。ヒマラヤの雪解け水を流すカリガンダキ川の河原に石で囲っただけの湯船がある。トレッカーはあまり来ず、地元の人たちが時々やって来る。
チャンと呼ばれるネパールの酒を飲みながら湯に入ると、目の前に雪を頂いたアンナプルナ、ニルギリ、ダウラギリといった山々が広がる。暑くなると少し川に入り、雪解け水で体が凍りそうになるとまた湯に戻る。すると、体がチリチリとして、やがて溶けて流れ出す。そんなことを繰り返しながら時間が過ぎていく。何という贅沢だろうか。簡素な宿と設備しかないが、立派なホテルや豪華な料理など足下にも及ばない、自分で足を運んで来ないと味わえない本当の贅沢だ。

レテ村<<<>>>マルファ村で機を織る女性

タトパニからダナ、ガサ、レテ、ツゥクチェ、ジョムソンとカリガンダキ川に沿って登っていく。ガサを過ぎるころから、家はチベット風になり、チベットの風景になってくる。途中、日本人トレッカーのアッチャンとユキチャンといっしょになり、総勢5人になった。ジョムソンからムクチナートへ行く途中のカグベニは全くチベットの村だ。入り込んだ狭い道を入って行くと宿がある。部屋の壁には大きな仏画が描かれていた。少し、オドロオドロした感じだが、雰囲気のいい宿だ。
カグベニからムクチナートまでは雪の山道を登る。ムクチナートの少し手前のジャルコットという村に泊まった。ちょうど、クリスマスイブだったので、アプリコット酒を飲んで、みんなで踊った。高度が高いので少し飲んだだけですぐに酔ってしまった。

遠くにジャルコット村を望む<<<>>>山羊を解体する村人

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